おむつなし育児
おむつなし育児は津田塾大学国際関係学科の三砂ちづる教授の研究チームが呼の呼びかけで、今春から取り組まれています。
おむつなし育児にはNPO法人自然育児の会が協力しており、今春2008年5月〜8月出産予定、または4月に3ヶ月未満の赤ちゃんのいるお母さんを対象に募集しました。おむつなし育児の実践メンバーは約40人で、NPO法人自然育児の会の会員が中心です。
おむつなし育児はソニーの創業者である故・井深大氏も大いに関心を寄せており、氏が理事を務めていた当時の幼児開発教会では80年代半ばから研究に取り組んでいました。しかし、そこではおむつなし育児のノウハウを確立するのは至ることはできませんでしたが、ノウハウを残す事も研究の目的でした。
おむつなし育児は東南アジアやアフリカではあたりまえで、おむつを当てないのが一般的です。実際暑さのために夏は赤ちゃんがおむつかぶれを起こし易く、おむつをしていなかったらどんなに良いだろう、と思ったことのあるお母さんは沢山おられるはずです。
おむつなし育児では排泄を通じて親子のコミュケーションを良くすることで、親に人間の生理を考えてもらい、身体能力の高い子供を育てる事が狙いです。
おむつなし育児の研究は昨年からトヨタ財団の助成で始まり、聞き取りや文献研究を実施しております。今年度は毎月ミーティングを開き、実践メンバーとネットで情報交換をしながら、経過報告をしてもらいます。
おむつなし育児のポイント
おむつなし育児のポイントはこれは赤ちゃんのトレーニングではなく、親の感受性を磨くトレーニングであるとわかっておくことです。
おむつなし育児のポイントは排泄前のサインを見逃さないことです。おむつは3歳までに取れればいいとされている現在では、赤ちゃんはおむつをしているものと思いがちですが、生後2ヶ月になると赤ちゃんは排泄前に、声を出す、気張る、足をばたつかせる、などのサインを出しているので、それを見逃さないようにすることが大切です。
おむつなし育児のポイントは生後2ヶ月から始める事、月齢の低いうちから始める事が大切です。赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎるとおむつの中でおしっこをすることを学習してしまうので、おむつなし育児を始める月齢が低いほど高い確率で成功しているようです。
おむつなし育児のポイントはタイミングです。朝起きてすぐやお昼寝の起きがけ、授乳後などにトイレに連れて行く人が多く、タイミングを逃さなければ意外と簡単にできるようです。何度も回数を重ねるうちに赤ちゃんがおむつを濡らすことも減ってきます。そのうち一日の行動パターンがわかってきます。
おむつなし育児のポイントは一日中おむつをしないということではなく、外出時や夜間などはおむつを利用して、昼間はおむつをしないなど、臨機応変に工夫して取り組みましょう。おむつは布製のものを使用している人が多いようで、徐々におむつを洗う枚数が減ってくるという声を聞きます。